Diary#48
半年ぶりに筆……じゃなくて、キーボードを叩いています。あ、こっちのブログは5月以来更新していませんでした。(1日1ブログは何処へ行った?)
本日3月1日は、卒業式🎓
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます🌸
さて、そんな卒業生への皆様へ向けて、自分は何か出来ないかと思い、こうしてブログを書いているわけですが、皆様とは4つ?5つ?離れているような人間ですね。
何を上から、と思うかもしれませんが、少しだけ私の話に耳を傾けては頂けないでしょうか?
……君たちの卒業を喜んでいるのは、1番はお家の人かもしれませんが、そんな人達と同じくらい喜んでいる人がいます。
そう、先生たちです。
何でしょうね、私は卒業する側だったはずなのに、気付いたら卒業へと導く側になってしまっているわけですが。
色々と準備はしているんですよ。卒業までに必要なものとか、連絡とか……私はその学年を持ってはいないんですけども、とても大変そうに動いていらっしゃって。
でも、楽しそうなんですよね。
皆さん、口を揃えていいます。
「華やかに送り出してあげたい」と。
この情勢ですから、盛大に!なんてことは無いのかもしれませんが、きっと今日の卒業式は皆さんにとって忘れられない思い出にはなったのではないでしょうか?
うーん、今担任の先生が何言ったか?なんて覚えてはないんですけども(コラコラ)、一つだけ覚えていることがあって。
あぁ、私、この学校好きだったんだな、ってことです。
と同時に「あぁ、あの時の担任の先生はこんな思いで送り出していたのかな?」と思えるようになりました。
あと1ヶ月もしないうちに、私が初めて教えた子たちとは離れてしまいます。自分の元から離れていってしまうようで、寂しいような、嬉しいような……そんな気持ちで今はいます。
きっと終業式、泣くかもなぁ……とか柄にもないことを考えていたり、今だからこそ伝えられることは何だろうか?と考えることもあります。
それでも決まって言うのは、「4月からどんな自分になりたいですか?」ということです。
そんなの、分かりませんよ!と言うかもしれませんね。分からないですよ、誰にでも未来を予測するなんて出来ませんからね。
あくまでも願望です。こうなりたい、あれをしたい……そんな目標が、4月からの皆さんを支えてくれると思います。
そして何よりも……これを目にしている、ということは、私さらいんはあなたの味方である!ということです。
頼りたい時は、頼ってください。いつでも手を取ります。なぜなら……人を導く人間側の仕事をしていますからね。困っている人は放っておけない主義なんです。笑
不思議ですね、職業病ってやつでしょうか。
タイムリーな話をすると、道徳の授業で「支えてくれる人々」について考える授業をしました。沢山の意見が出て来ましたね。
「なんで桜の木の世話をしているんだろう?」「細かくノートを付けていて凄い」「愛情込めて世話している」「なんて素晴らしい人なんだ」「こんな人になりたい」と、自分の考えを発表している中で、振り返りを見ているとこんなことを書いている子もいました。
「お母さんはいつもご飯を作ってくれて、お父さんは買い物に連れて行ってくれて、お兄ちゃんは勉強教えてくれたり遊んでくれたり、ハム(ハムスター)は優しい気持ちにさせてくれる」と、自分がお世話になっている人達に対して「感謝」の言葉を述べていました。
「あぁ、なんていい子なんだろう」って思いました。
卒業式は、何を……と思うかもしれませんが、そんな人たちに「感謝」を伝える機会なのかもしれません。
もう学校へ行くことは無くなるのかもしれませんが、皆さんにもうひとつだけ考えて欲しいことを伝えてもいいですか?
4月からの生活が変わる前に、感謝を伝えたい相手は誰ですか?
こんなご時世ですからね。いつ会えなくなるか分かりません。だからこそ、感謝を伝えたい相手には、今伝えるべきだと、教える側の人間は伝えておきます。
もちろん、これが絶対!というわけでもないですし、ただのおばさんの戯言だと思っても構いません。
皆様の門出を心より祝福しております。
ご卒業おめでとう。