Diary#53
おっしゃ、ブログ書くぞー!ってなると、イベントレポートだったり、ライブレポートだったりして、案外「お、ちょっと休むか……」って筆を置くことが増えてきたこの頃。
こんな日記で感想をちょこちょこ書いといて、後で集約するのもありかなぁ……なんて思いつつ、今日は「UNIVERSE!!」について語りたいな、と思います。
「UNIVERSE!!」は、Liella! CLUB 2023特典楽曲として作られたものであり、1期生、2期生の歌う楽曲です。
CDには全員歌唱だけでなく、それぞれメンバーのソロ歌唱まで入っている、というなんとも豪華なセットとなっております。
さて、そんな「UNIVERSE!!」をどのタイミングで視聴したかと言うと、これも忘れはしません。あれは、伊波杏樹さんのイベントの前日、有楽町に向かっていた電車の中でした。
ふと公式から告知された試聴動画。すぐにそのリンクをタップし、イヤホンから流れるこの楽曲に耳を傾けました。
胸の奥キラリと生まれた気持ち
大きな声で叫んでみて
君と創る UNIVERSE!!
"君と"というフレーズ。かのんの歌うこのパートに否応にも惹かれ、この楽曲のもつ力に後押しされる自分がいました。
イントロからピアノの音色が光り、クラップにも近いリズム取りに加えて、「wow wow〜♪」と歌う箇所。全員で合唱しよう!と言わんばかりの歌に、胸が熱くなりました。
サビにかけて盛り上がっていくだけでなく、サビからストリングスが加わることによって、世界が広がっていく、宇宙が広がっていくような疾走感と壮大な音楽に、私の心は虜になっていました。
そして気付けば……涙が溢れていました。咄嗟に拭って事なきを得ましたが、目頭は熱くなるばかり。被っていた帽子を深く被り、バレないようにすることに精一杯でした。
8月、真夏の太陽がじりじりと肌を焼きつける頃、公式からこんなポストが投稿されました。
ふと気になる文面がありました。
※Liella!(1期生・2期生)歌唱分のみの配信となります
どうも引っかかります。3期生も加入したタイミングで、注意書きがあるのは当然かもはしれませんが、その後の"のみ"というフレーズがどうも気になって仕方がありません。
このタイミングで生放送があったので、下のようなメールを送ってみました。
読まれることはなかったのですが、日に日に疑問は増していくばかりです。4thで歌うよね?歌わないわけが無いとして、じゃあ9人で歌うの??でもLiella!は11人だよな??
11人で歌ったら、熱すぎないか?
その願望は、4thライブ千葉公演Day1で叶います。メンバーのMCがそれぞれ終わり、水分補給をしっかりと取った後、センターに立つ伊達さゆりさんが言葉が展示場ホールに木霊します。
「それでは最後の曲、聴いてください!『UNIVERSE!!』」
ステージには11人。あぁ、……そうか……そうだったのか……。全てが解決しました。
きちんと11人で歌う「UNIVERSE!!」が存在していました。1期生から歌い始まり、2期生と3期生が後を追うように歌う。
なんとギャラクシーなことか……。
振り付けもそこで初めて知ることとなるわけですが、1番印象に残っているのは落ちサビ前の「wow wow〜♪」の歌唱でしょうか。
センターステージに集まり、円陣を創るLiella!。1期生がまずは外側を向き、歌います。2期生は内側を向き、3期生は1期生と2期生の創る円の中へと2人立っています。
1期生からのバトンを受け継いで、歌を紡ぐ2期生。その背中は、頼もしいの言葉以外見つかりません。
そして、3期生へと繋がります。2人の声が重なり、国際展示場ホールを包み込んでいく。
最後は、11人の声が重なったのですが、その奏でられるハーモニーといい、音の重圧といい、これまでのLiella!とは全く違う声色が見えたような気がします。
人数が増えたことはもちろんですが、そのひとりひとりの個性がぶつかり合い、魅せ合い、惹かれあっているからこその景色だと思いました。
拳を天に突き上げ、更に前へ、上へ、宇宙の果てまで歌を響かせるLiella!の姿が眩しくて、カッコよくて、自然と涙が溢れて出てしまうのでした。
今僕らを隔てるものはなにもない!!
そう強く歌うLiella!に背中を押されただけでなく、「一緒に飛び出していきたい!」と決意を固める自分もいるのでした。
この曲のもつ不思議なパワー、銀河よりも光り輝くエネルギーを感じることが出来ました。
もう1回、もう1回……君の声、聴かせてよ。