Diary#54
写真はなんだっていいんだよなぁ……ってことで、長い長い夏休みが終わってしまいました。
あ、そうです、2学期始まりました。笑
31日、最終日は本来出勤だったのですが、有給申請をしてキャスト来店イベントに参加しました!
まさか4人と話せるとは思ってもみなかったので、あたふたあたふた……とほほほ。普段教卓に立って授業をしている人間なはずなのに、緊張はしちゃうんですよねぇ。
びっくり、びっくりです。
それで、同時並行で何故か知らないんですけども(?)フラスタ制作とかもしていて……イラスト、頑張りました。
トトさんにラフを頂いて、ああだこうだ試行錯誤した結果、こんな嵐千砂都ちゃんを描くことが出来ました!
……と言っても実はこれ、完成前なんですよね。ふふ。お楽しみは当日、ということで!!!ぜひ現地で見ていただきたいです。
かのんちゃんとの兼ね合いと言いますか、きちんと意味のあるイラスト、繋がりを描いたので!!難しい!!と嘆いたこともありますが、完成して本当に良かったです。
近況報告というか、この間代々木公園でなこちゃんと大熊さんが出演されたスペシャルステージも行ってきました。
無銭イベントって初めてすぎて、何時に並べばいいのやら。と思いながら、8時過ぎに並びはしましたが早い人は早いですよね。
でも、その分凄く近い距離で2人のことが見れたし、なこちゃんとも目が合ったと思ってます。オタクの勘違いです。はい。
……なんでしょうね。浮気、って言われるんですよね。なこちゃん追い掛けてると。
否定出来ないですよねぇ、えぇ。でもね、伊波さんは、伊波さんなんですよね。何言ってるかよく分からないと思うんですけども、伊波さんの存在は自分の中で物凄く大きな存在なんです。
「いつも心に伊波杏樹」って問い掛けてるんですけど……所謂考え方、向き合い方、流し方……みたいなのを伊波さんから教えて貰ったので、それを実践しています!的な感じです。
今、この時期は成績評価のシーズンでして……サボりまくってた(おい)分がここで来まして、残業が続いております。
「珍しいね、この時間にいるなんて」と言われる始末です。笑
まぁ、その……明後日仙台で斉藤朱夏さんのライブに参加するからなんですけども……そのまま次の日、Liella!東京公演Day1に参戦予定です。
フッ軽に飛びますよ〜!!!!!
あ、やっべ1000字超えちゃった。やっちまった。
違う、えっと、あと……あ、そうだ。
職業柄の話をすると、伊達さゆりさんの誕生日に運動会があるんですけども……なんと岬なこさんの「morning morning」を流せることになりまして。
ここで職権乱用!やっふぅ!!!ってことを伝えて、日記ってことにしておきます。AqoursとかLiella!の曲も流せたら……頑張ります。
Diary#53
おっしゃ、ブログ書くぞー!ってなると、イベントレポートだったり、ライブレポートだったりして、案外「お、ちょっと休むか……」って筆を置くことが増えてきたこの頃。
こんな日記で感想をちょこちょこ書いといて、後で集約するのもありかなぁ……なんて思いつつ、今日は「UNIVERSE!!」について語りたいな、と思います。
「UNIVERSE!!」は、Liella! CLUB 2023特典楽曲として作られたものであり、1期生、2期生の歌う楽曲です。
CDには全員歌唱だけでなく、それぞれメンバーのソロ歌唱まで入っている、というなんとも豪華なセットとなっております。
さて、そんな「UNIVERSE!!」をどのタイミングで視聴したかと言うと、これも忘れはしません。あれは、伊波杏樹さんのイベントの前日、有楽町に向かっていた電車の中でした。
ふと公式から告知された試聴動画。すぐにそのリンクをタップし、イヤホンから流れるこの楽曲に耳を傾けました。
胸の奥キラリと生まれた気持ち
大きな声で叫んでみて
君と創る UNIVERSE!!
"君と"というフレーズ。かのんの歌うこのパートに否応にも惹かれ、この楽曲のもつ力に後押しされる自分がいました。
イントロからピアノの音色が光り、クラップにも近いリズム取りに加えて、「wow wow〜♪」と歌う箇所。全員で合唱しよう!と言わんばかりの歌に、胸が熱くなりました。
サビにかけて盛り上がっていくだけでなく、サビからストリングスが加わることによって、世界が広がっていく、宇宙が広がっていくような疾走感と壮大な音楽に、私の心は虜になっていました。
そして気付けば……涙が溢れていました。咄嗟に拭って事なきを得ましたが、目頭は熱くなるばかり。被っていた帽子を深く被り、バレないようにすることに精一杯でした。
8月、真夏の太陽がじりじりと肌を焼きつける頃、公式からこんなポストが投稿されました。
ふと気になる文面がありました。
※Liella!(1期生・2期生)歌唱分のみの配信となります
どうも引っかかります。3期生も加入したタイミングで、注意書きがあるのは当然かもはしれませんが、その後の"のみ"というフレーズがどうも気になって仕方がありません。
このタイミングで生放送があったので、下のようなメールを送ってみました。
読まれることはなかったのですが、日に日に疑問は増していくばかりです。4thで歌うよね?歌わないわけが無いとして、じゃあ9人で歌うの??でもLiella!は11人だよな??
11人で歌ったら、熱すぎないか?
その願望は、4thライブ千葉公演Day1で叶います。メンバーのMCがそれぞれ終わり、水分補給をしっかりと取った後、センターに立つ伊達さゆりさんが言葉が展示場ホールに木霊します。
「それでは最後の曲、聴いてください!『UNIVERSE!!』」
ステージには11人。あぁ、……そうか……そうだったのか……。全てが解決しました。
きちんと11人で歌う「UNIVERSE!!」が存在していました。1期生から歌い始まり、2期生と3期生が後を追うように歌う。
なんとギャラクシーなことか……。
振り付けもそこで初めて知ることとなるわけですが、1番印象に残っているのは落ちサビ前の「wow wow〜♪」の歌唱でしょうか。
センターステージに集まり、円陣を創るLiella!。1期生がまずは外側を向き、歌います。2期生は内側を向き、3期生は1期生と2期生の創る円の中へと2人立っています。
1期生からのバトンを受け継いで、歌を紡ぐ2期生。その背中は、頼もしいの言葉以外見つかりません。
そして、3期生へと繋がります。2人の声が重なり、国際展示場ホールを包み込んでいく。
最後は、11人の声が重なったのですが、その奏でられるハーモニーといい、音の重圧といい、これまでのLiella!とは全く違う声色が見えたような気がします。
人数が増えたことはもちろんですが、そのひとりひとりの個性がぶつかり合い、魅せ合い、惹かれあっているからこその景色だと思いました。
拳を天に突き上げ、更に前へ、上へ、宇宙の果てまで歌を響かせるLiella!の姿が眩しくて、カッコよくて、自然と涙が溢れて出てしまうのでした。
今僕らを隔てるものはなにもない!!
そう強く歌うLiella!に背中を押されただけでなく、「一緒に飛び出していきたい!」と決意を固める自分もいるのでした。
この曲のもつ不思議なパワー、銀河よりも光り輝くエネルギーを感じることが出来ました。
もう1回、もう1回……君の声、聴かせてよ。
Diary#52
あー、何から語りましょう。そうですね、えーっと。なんて書いてたら一生書き始まらないのが、この日記。自由奔放に書いて、三日坊主で、また1ヶ月後に始めるくらいには元気です。
『Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~』の千葉公演についての感想記事とか書きたいなーって思っているんですけども、まぁ、その……ね。
ネタバレ禁止であったり、まだ愛知公演と東京公演が残ってるものですから、じゃあどうしようかな?と考えている時に「そうだ、日記として書こう!」と心に決めて、筆を取っております。
初めに言っておきます。
ネタバレです。ネタバレを書きます。
ですので、見たくない方は回れ右をして、ブラウザバックしてください。『Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~』の千葉公演Day1のアンコール曲「常夏☆サンシャイン」について語りたいんすよね。
え、いいですよね?
1stライブに行けてない人間こと私さらいん、この楽曲は嵐千砂都推しとなってから非常に険しい楽曲となりました。
なんならこの曲を聴きながら、幼少期の澁谷かのんと嵐千砂都の慣れ始めやらを妄想してしまった民ですから、えぇ。
この曲は『Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~』開催時、声出しが出来ずにいました。もう二度と日の目を見ることがない……と思っていたのですが、奇跡が起きたのです。
私は、4人の「常夏☆サンシャイン」を知りません。知らないからこそ、聴きたいと思うのはオタクの性であり、嵐千砂都推しの性です。
じゃあ、Day1の「常夏☆サンシャイン」はどうだったか……と言うと、何も言えなかったが本音です。驚き、喜び、葛藤……どう表現したらいいか分からないのですが、嗚咽が零れたと言うことは恐らく喜びが勝っていたのだと思います。
恐らく、です。正直理解が追い付いておらず、コールがひとつも出来ずに終わってしまった……という、とてもとてもやばいやらかしをしてしまった楽曲です。
そんなつもりは無かったのに……と今更後悔しても仕方がありません。
上手く言葉には出来ないのですが、なんだかこう……やっぱり生でそのダンスと歌声が見れるというのは嬉しいものです。
物語的に言えば「この曲は、嵐千砂都が澁谷かのんの隣に立つことをずっと夢見ていた曲なのだから」と反論意見も浮かび上がることでしょう。
真っ当な意見であり、私も共感できる考え方です。ただ、私の場合は……感情が上回ってしまいました。
嵐千砂都が、岬なこさんが眩しいくらいに踊る姿を見れることが、何よりも嬉しい。
それだけだと思います。
許す、許さないの話ではなく、シンプルに……私の初めての「常夏☆サンシャイン」を味わせてくれてありがとう。ただ感謝の気持ちでいっぱいです。
どんな形であれ、私にとってはこの4thライブで見た「常夏☆サンシャイン」が、私の見た「常夏☆サンシャイン」なのですから。
2期生4人がこの曲を練習する映像が過去に流れていたこともあり、どこか遠い曲には感じなかったのですが……とにかくコールが出来なかったことが唯一の心残りです。
どうしてもコールがしたいのに、Day2では入れ替わってしまい、コールをすることも叶わず……じゃあ、どのタイミングでやればいいんだ!!!リベンジさせてくれぇぇ!!!!
……そうか、愛知公演でリベンジすればいいのか。
1度しかない初日を終え、後悔しているのであれば、もうその先のイベントで払拭するしかありません。
絶対大声で叫びます。
夏を浴びます。誓います。
俺にまた……『常夏☆サンシャイン』を浴びさせてくれ。
Diary#51
あ、どうも、えっと、日記です。
あ、知らないよって方もいますよね。
そうそう、この日記って「毎日ひとつ書いてこうぜ〜」って言って2019年に始めたものなのですが、まぁ三日坊主というか。笑
しばらく頑張ったけど、そのまま流れちゃって。みたいなことがある、言わば自分の日常を好き勝手に語るってやつです。
いつものブログは、割ときっちりかっちりやらせて貰ってるんですけども、こちらでは砕けた話口調と言いますか、もうここまで読んでくださって分かると思いますが、フランクに書いております。
思ったこと、話したいことをつらつらと書いていく「Diary」なのですが、有難いことにもう50記事を突破してたんですよね。びっくり。
そんな今日はですね……あ、そうだそうだ。
配慮の塊でもあるゲーマーズ秋葉原店さんに、先日行ってきました。
私の推し、伊波杏樹さんと岬なこさんのサインボールが並べて置いてあるという超絶頭がおかしいお店です。(褒め言葉です)
エレベーターもなこちゃん仕様になっていて、テンションプチ上がりでした。弾丸秋葉原、楽しかったですねぇ。
と、こんな話をしたのですね、岬なこちゃんについて語りたいからなんですね。
今日は、水曜日ですよね。お、気付きましたね?
そう、岬なこさんのファンクラブ「となりになこ」の更新日なんですよね。
動画が基本的には上がるのですが、今日はなんと「Diary」も投稿されていて。珍しいなって思って、読んだんですね。
その言葉の数々に気付いたらポロポロ涙を零していまして。そのことについて少し自分なりの言葉を纏めたいと思い、今回こちらのブログを書かせてもらいました。
あ、今お風呂に浸かりながらのスキマ時間で書いてますからね。おかたくはいきませんからね?
その日記は、まず熱中症を心配する言葉から始まりました。「あなたが住んでいるところは同じように暑いかな?」って、心配してくれる優しさです。神です。仏です。
水分補給、しっかりしよー!って、一緒に寄り添ってくれるのは嬉しいですよね。その後に、ソロアーティストデビューしたことのご報告が続いていて。
赤裸々な気持ちが乗ってました。【声優】だけじゃなくて【アーティスト】って言うのも慣れないって、ムズムズするそうで可愛いですよね。
心臓出そうになった感覚があるくらい緊張していた話とか、ソロだと全然違うだとか、リリース前後は頭がグルグルしてたとか。
でも、何よりもその後に続いた言葉にハッとさせられました。
現地まで来てくれた人、配信で見てくれた人が有難いことに沢山いるけれども、会えてない人が沢山いるんだなって、イベント終わったあとに1人で考えてた。理由は色々あるよね?そもそも抽選がほとんどだし。
一応ファンクラブでの文章なので、そのまま載せるわけにもいかず変えております。"会えない人が沢山いる"ということに目を向ける岬なこさんが、素直に凄いなと思いました。
誰1人として取りこぼさない、手を伸ばし続ける、届ける。そのスタンス、考え方は、私が今まで追い掛けてきた伊波杏樹さんと重なっていて、同い歳なのに本当に凄いなって思います。
本当に同い歳……?って疑ってしまいます。
どれだけイベントをしても、直接会える機会は当たり前じゃない。だからこそ、毎日を大切にしたい。
そう言葉を考えながら打つ岬さんの表情は真剣で、きっと柔らかい笑顔を浮かべているのだろうな、なんて想像してしまいます。
私があなたの背中をちょんって押すから。
と、擬音語混じりの文章は思わずクスっと笑ってしまうけれども、心にじんわりと染み渡っていくような温かさを帯びていて。
言葉で人を感動させるってこういうことなのか、と改めて実感しました。
あなたのペースで私を見つけてください。良いことにいいって素直に言ってくれたら、私は結構頑張れる。
そう言葉を添える岬さん。すみません、あの、基本的に真面目な話になってくると何故かなこちゃんって言えなくなってしまうんですけれども。
岬さんのその「あなたらしくていいんですよ」っていうスタンスが、私にはものすごーく有難くてですね。
私自身オタ活確かに続けてきましたが、今年推しと推しがソロデビューしてしまいまして、まあ大渋滞してるんですよね。
加えて仕事も割と拘束が長いところで、残業無いしで、うわぁぁあ!!ってなる職場なんですけども、なんとか生きてまして。そんな中で全部を全部追い掛けるって、中々出来てないなって思う瞬間が多々あります。
その時に、岬さんの言葉に凄く支えられていまして。
なんでしょうね、あ、気になるな〜って思った時にひょいっと見に行けるおとなりさんっていう立ち位置が、とても幸せなんだと気付きました。
それってなこちゃん、……あぁ、ちゃん付けになった。えっと、なんだ、統一性ないですね、はい。すみません、いつもより雑なブログです。
なこちゃんが、そういう風にお隣をいつも空けておいてくれるんですよ。来る者拒まずって感じで。私が理想としている距離感で、仕事でもなんとか作ろうとしている夢の空間なんですよね。
それが出来ているのは、伊波杏樹さんと岬なこさんのおふたりで、まだまだ遠いように思えます。岬なこさん"と"駆け抜けるこの人生ですからね。
まぁ、なんでしょう。なこちゃんも言ってるけど、文章綺麗に纏めたいですよね。分かるんだよな……何年経っても締め方は下手くそです。
ただこれだけは言えます。
今日のDiaryで、世界の片隅、田舎に住んでいる人間は救われたんだぞって。
お渡し会、当たらなかったけれども、貴方が贈ってくれた言葉を信じていれば、いつかまた貴方に言葉を届けることが出来ると、そう思えました。
……推しに救われてしまう人生です。やっぱり救われてばっかなのは、嫌なのでどんどん返していきたいです。声にして、形にして、言葉にして、歌にして。
岬なこさんへ、これからも私は想いを届けていきます。
Diary#50
1年前にも同じような記事を書きました。
自分の心を整理するための記事です。
今年も少しだけ綴らせてください。
この記事を見てくださってる皆様はきっと、この黒板の写真を見て、私が何をしているの、何が好きなのか、分かって下さると思います。
初めてこの学校を訪れてから2年経ちました。
昨年は、3年生の32人と一緒に1年を駆け抜けました。何もかもが初めての私を、支えてくれた主任、副主任が移動、退職されました。
持ち上がりだったので「この学年を宜しくな」と託されたのを覚えています。今年よりも、去年の方がぐしゃぐしゃになっていました。
迎えた4月。今も覚えています。私の名前が呼ばれて、元2組の子どもたちが喜んでいたのを。それが素直に嬉しかったです。
教室に足を踏み入れた瞬間、3分の1は知っていて、3分の2は初めましての子たち。怖いと思ったのが、贔屓とかそういう風に見られないか、ということ。4年生ともなると、大きく成長を感じました。
とにかく私は、あの子たちを頼りました。頼るという表現はあれですが、できることはすべて任せました。先生1人でできることは限られてくるし、何よりも成長できる機会を渡したくて、そういう環境を用意し続けました。
さりげなくフォローはするけれど、舞台に立つのは彼らですから。必要最低限だけの力を貸して、その塩梅に頭を悩ませながらやってきました。
休み時間は、やっぱり遊びたくて。とにかく昼休みだけでも絶対外に出て、鬼ごっこをする。あの子たちと遊ぶぞ!!という気持ちで、毎日仕事を片付けていたことも懐かしいです。
6時間目が体育や図工だったりすると、給食の片付けが終わったスキマ時間で、帰りの用意をさせていたのですが、これまたここでも私は遊んでしまいまして。
「帰りの用意をしてねー!」の一言で済むところを、黒板に言葉を書くのです。例えばスパイ風な口調にしてみたり、クロスワードパズルにしてみたり、俳句を作って頭文字だけ取ると「かえりのようい」となったり……とにかく工夫を凝らしながら、楽しい!と思える学級経営をしてみました。
果たしてどれだけ楽しんでくれたのか、 分かりませんが、少なくとも私は楽しいことしかなかったです。
なんだろう……仕事やだなぁ……って思う瞬間は、例えばクレーマー気質な保護者対応だったり、事務作業だったり、あくまでもそういう部分であって、あの子たちと関わっている瞬間を、心の底から楽しむ私がいました。
多分、先生のやりがいってここなんだと思いました。あ、私は絶対「先生いいよ!!」ってオススメはしないです。ブラックですもん。笑
仕事と釣り合わないことばっかりですよ。本当に。ただ、職権乱用って言ったらあれですけども、割と私は「ラブライブ!サンシャイン!!」のことだったり、伊波杏樹さんのことを絡めて仕事をしています。
それも楽しくて……例えば、友達の良いところを見つける活動を「きらり」と称したり、学習予定表を「キセキ」にしてみたり、歌詞を引用して伝えたり……とかって、体現できる場所であるのは凄く魅力的です。
これが私なりの「ラブライブ!サンシャイン!!」と伊波杏樹さんへの向き合い方です。自分の人生に重ねていく派なので、それはこれからも変わらないです。
そんな彼らに、最後の言葉を贈りました。去年は確か「モチモチの木」を作って、それに書いた記憶があるのですが、今年はシンプルに行きました。夜なべしてしまい、確か3時間くらいかかったのかな?不思議とスラスラと言葉は出てきて、「あー。それだけ私、このクラスが好きだったんだ」って思いました。
修了式の日、最後の話をしました。
「この学年を2年持たせてもらえて、幸せでした。3年……は多分ないだろうけども。好きなことってみんなあるよね。野球、バスケ、お絵描き、勉強……それをずっと好きでいるのって凄く難しいと思うんだ。それでもずっと好きでい続けられることって本当に素敵なことだから、誇って欲しいです。君らが5年生になってどんな成長をするのか、先生は楽しみで仕方がありません。君たちは、私にとっての誇りです。ずっと先生は変わらず、この学校で待ってます。もし何か困ったこととか、担任の先生に相談しづらいこととかあったら、いつでも相談しに来てください。先生は、担任じゃなくても、君たちの先生ですから。」
そんな話をした記憶があります。割と話したと思ったのに、時間が余ってしまって、結局最後に「4年2組、最高だぜ👍」で終わらせたのは、本当にやってんな……とは思ってます。
後々、意識をしたわけでもないのに、このMC完全に2年生キャストの伊波さん、逢田さん、斉藤さんじゃんと気付きました。本当に良くない。無意識って怖いですね。
泣きそうになったけれども、泣かずに私は送り出し、ハイタッチで、笑顔で帰りました。また始業式に会うのが楽しみですね。
さて、本日31日は年度終わりの仕事納めということで……今年もまた別れの季節がやってきました。
昨年同じチームを組んでいた先生の移動。これで、今の学校に残るのは私だけになってしまいました。寂しくなりますね。
同い歳で、講師として来てくれた戦友。合格、おめでとう。2年一緒に働いてくれてありがとう。新しい学校でも、お互いに頑張ろうね。
3組で、情報教育主任だった先生。今年は、私が情報教育主任になります。600人近くのタブレットの管理、並びに情報教育に関する資料の伝達。職員会議で、毎回話している姿を見てきました。まさか、自分がその立場になるとは思いもしませんでした。
3年目です。新しい新採は、1人は大学卒で、もう1人は社会人経験はあるものの、教員は初というメンバー。つまり、もう若手と言えない状況になってきました。
甘えられない。そんな緊張感と共に、今は来るべき日を待っています。出来るのか、本当に。不安しかありません。
らしくないです、本当に。
でも、やるしかない。できるできないじゃない、やるかやらないか。その教訓を刻んでやってきたので、もう貫くだけです。やり遂げるだけです。
濃い1年でした。座談会をして、ハッシュタグを作って、ブログを書いて、企画をして、演奏を録音して、曲を作って、フラスタを出して。
とにかくやってみた1年でした。時間の許す限りやってはみたものの、来年はもう少しだけ縛りが出来てしまいそうな予感がしています。
軌道に乗るまでが勝負だと思っているので、今年1年も駆け抜けていきたいと思います。
Diary#49
いつも見てた景色。
その景色を、明日見ることは無い。もう二度と。
私がこの1年見続けた景色がありました。
教卓から、もうこの景色を見ることは無いでしょう。32人を見守ってきたこの怒涛の1年が終わってしまいました。
楽しい思い出も悔しい思い出も、苦い思い出も辛い思い出も。全部、彼らと紡いできた思い出が、今はとてつもなく愛おしい。
……仕事って本当に面倒なんだなって思う場面も何度もありました。人相手なだけにそれが余計に思えて、繊細な心を持っているからこそ、てきとうにやるなんて出来ない。
ましてや、自分は9歳が相手です。どこまで考えても、予想で収まることはほとんどありません。
怒ってしまうこともありました。
ただ、その怒り方を沢山彼らから沢山学びました。
怒鳴るだけじゃない。
何も言わず、ただ黙って見守ることもある。
その子を怒るのではなく、周りの子を褒め称える。
自分が注意するのではなく、友達に声を掛けてもらう。
時たま、名指しで指名する。
……忘れ物、またしたんかい!!
さっきも言ったじゃんか……。
ということも何度もありまして、その度に丁寧に説明しての繰り返し。
思うように動かない、響かない。そんな毎日を繰り返しながら、教員として大きく成長させてくれた子たちでした。
最後の日に、私は彼らに1年分の想いを込めて、とびっきりのプレゼントを用意しました。
「モチモチの木」というお話を国語で教えたので、それをイメージしたものを送りました。子どもたちには、このクラスのみんなへの感謝の言葉を書いてもらって、その裏側に「先生」としての私からの言葉を書きました。
何か一つでも彼らの背中を押せる言葉になったのなら、先生として本望です。
担任として最後に何を話そうかずっと考えていました。考えていたはずなのに、いざ話そうとしたら、何も出てこないもんです。
思わず言っちゃいました。
「えーっと、ここで話すことをずっと昨日の夜から考えて、朝も考えてたはずなのに忘れました。あー。なんだろうな……ここで君たちと出会ったのがもう1年前か……1年って早いね」
何なねん、この担任、おかしいやろ。笑
って私は思うんですけども、「なんかね、なんも出てこないんだよねぇ……」って言いながらも、すっげぇ泣きそうになってたんですよね。目頭が熱くなってきた、いやみんなの前で絶対泣きたくない。泣くもんか、って泣かないように踏ん張って。
「ごめん、ほんと、今先生泣きそうなんだけど、泣かないかんな!!」って言いました。ごめんな。
んで、それからこう……「なんか言いたいことある人いる?」って聞いたら、1人手を挙げたので呼んだんです。そしたら……
「先生、1年間ありがとうございました」って言うんですよ。その子、毎日欠かさず漢ド計ドを自学とかでしっかりやってきてた子なんです。
授業中の姿勢とか、ふざけてしまう所とか、口がきつい所とか、あるんですけども、私は凄く偉い子だと思っていて。
習慣が身に付くって本当に凄いことだと思います。だから通知表でも、手紙でもべらぼうに褒めました。唯一無二の彼の武器だから。
そういう「個性」を、私は「きらり」と称していました。
え、きらり?
そう、「ダイスキだったらダイジョウブ」です。自分、Aqoursちゃん好きすぎるので、職場にもそういうことをさらっと入れてます。
「今日のきらり」という活動を帰りの会に設けていまして、友達の良いところを発表していこうってやつなんですけども。
単純に自分のいい所を見つけて欲しかったんですよね。私自身が自己肯定感が低い人間だったので、それを自分は嫌っていて。
用意出来る教師でありたかった。自己肯定感を高められるような、人生を生き抜くための自分の力を持てるような環境を用意してあげたかった。
だから、結構悪者みたいな立ち位置になっても良かった。「君らが成長出来るなら、私は喜んで悪者になるよ」とさえ話していました。
これがいい事か悪い事か私には分かりません。
でも、その想いが少しでも報われたのかなって思いました。
沢山手紙を貰いました。
来年も先生が担任がいいって言ってくれる子もいました。
……純粋に嬉しい。
「最後に言い残したことはないか?じゃあ、1年で1番大きな声で挨拶してくれると先生は嬉しいな。笑顔でまた逢いましょう」
そんな言葉を送った気がします。
そして、最後に……ハイタッチをして彼らを帰しました。
中には「先生大好き!」と抱きつく女の子もいました。抱きつかれ慣れていないので、めちゃくちゃ照れたんですけども、頭を撫でました。
……離れたくないって、言ってて「可愛いかよ!!」って思いましたけれども、「また学校で会えるよ」ってやんわり返して。
あ、言ったんですよね。この子らには。
「君らが6年生になった時に、また担任を持ちたいよ。送り出してあげたいもん。だから、成長した姿を見せてください」
って言ったんです。そしたら一人の子が「先生も成長しててくださいね」って返されちゃって。あ、この子はムードメーカー的存在です。反応良くて、授業も盛り上げてくれて……そんな子に成長しててくださいって言われたら、「分かった。よし、私も成長する。だから、成長した未来でまた逢おう」って伝えました。
「先生、大好き!」って下校指導でまた言われたんです。照れ隠しで「そういう言葉はな、好きな男の子に言うんだぞ」って返しちゃいました。
そういうとこやぞ。って思ったんですけども。
4月から彼らの担任じゃないんだなって思うと寂しいですね。泣かなかったけど、無性に泣きました。
でもそれだけじゃなかった。
春は出会いと別れの季節。
……主任、副主任の移動が決まりました。
辛いです。仕事が速すぎる2人が居なくなるのが、本当に辛いです。
おかしいんですよ。主任、副主任、私の3人……AB型なんですよ。驚きました?
AB型って基本あんまり人に干渉しないか干渉するかの2択なんですけども、必要な時には話すけど、それ以外は業務の話をしてて。それが逆に心地よかったんですよね。
初めの頃は、あまりにも干渉されなさすぎて「え、何をすればいいの?」と思っていた時期もあって辛かったのですが、次第に「あ、必要なことは聞こう」と思うようになりました。
主任も副主任もご家庭を大切にされていて、凄く早く帰られるんですよ。素敵な先生であり、親でもあると思いました。
いつしか憧れるようになりました。こんな風になりたいって。
主任は、「こんな感じでやるよ。あとはクラスで任せるよ」って結構放任主義すぎでは?と思っていたのですが、この人は背中で語ってくれました。
気付いたら見通しが立ってて、そこまでこういうことするよっていうポイントを置いておいてくれて……こっちをばたつかせてくれなかった。安心して、ついて行きました。そう思わせてくれる存在です。
そんな主任と似ているようで、副主任はまた違くて。女性の先生だから、凄く話しやすくて、「なんでも聞いてね」って言ってくれて、ことある事に「これってどうしますか?」って子犬のように聞きに行っていた気がします。
……正直心にぽっかりと穴が空いたようです。
2月末から3月初旬、私は……3クラスのことを考えていました。というのも、自分の学年は3クラスあって、主任が1組、私が2組、副主任が3組だったのですが……コロナの影響で、2人が自宅待機になったことがありました。
たった3日です。その3日が……辛かった。辛かったです。主任代理、学年のことは全て回ってくる。メールで主任、副主任とのやり取りをして、明日のことを考えたりしていましたが、すごく辛かったです。
何より寂しかった。あぁ、頼れる人がいないって辛いって思いました。隣にいた2つ上の先輩にいつも泣きついてました。もう、あれがあったので、私はそこまで動じなくなった気がします。
2人の移動をぼんやりと知ったのは卒業式の日でした。「校長室に呼ばれてたから、多分移動するんだと思う」と言われ、涙が止まりませんでした。
1年間、たったの1年間です。
まだまだ学びたいことが沢山あったのに、教えてもらってないことも沢山あったのに。
残酷な運命に、どう向き合えばいいのか。
そんな時、Aqoursと伊波さんに教えてもらったことが浮かんできて、考えていました。
「あぁ、これが最後かもしれない」
と、そう思いながらワックスがけをしました。これが最後かもしれない、と思いながら教室を片付けながら思いました。
これが最後かもしれない、と来年度の引き継ぎの資料を作りながら、2人と会話しました。
……あと片手で数えられる程度です。
辛い、とばかりは言っていられませんが、それでも私は前に進まなきゃいけないんですけど、今は少しだけ弱音を吐かせてください。
副主任がいつも言ってくれました。「いつも教えてあげられなくてごめんね」って。
違うんです。あなた達2人の背中から学ばせて貰っているんです。学ぼうと思えば学べる環境を作ってくれている2人がいたから、私は1年やって来れたんです。
そう伝えたいのに、もうその言葉を言う機会も僅かしか残っていません。
決まって私は「おふたりはご家庭のこともあるし、なんでもかんでも聞いていられないなって思って。すみません、自分も大事なことしか聞かなくて」って返してるんです。
この間、副主任が「本当はもっと前に言うべきだったよね」って、移動を告げられた日に教えてくれました。副主任は移動じゃなくて、退職なんです。
やりたいことがあるって夢を語ってくれました。その後に「先生のこと抱き締めてあげたいんだよ」って言ってくれました。
甘えていいんですかね。最後の日くらい。
私、抱き締められることに慣れてないんです。褒められることに慣れてないんです。
でも、求めてもいいんですかね。
いつも優しく見守ってくれた主任と副主任と働けるのもあと1週間もありません。泣いてばかりじゃいられない。
最後は「任せてください。この学年を、来年きちんと引き継ぎます」と胸を張って言えるように頑張りますから。
2人のような上司になれるように頑張りますから。あと数日、私に沢山のことを学ばせてください。
というのが、今の状況です。
ブログを書きながら、馬鹿みたいに泣いています。
なんで……ってやっぱりまだ思っています。仕方ないんですけどね、2人がいなかったら、1年やってこれてなかったです。
大袈裟でもなんでもなく。
だからこそ、弱い私をここに少しだけ見せておきたくて綴りました。
未来の私がこれを読み返した時に、「あぁ、少しは2人にいい所見せられるかな」って思えるように。
Diary#48
半年ぶりに筆……じゃなくて、キーボードを叩いています。あ、こっちのブログは5月以来更新していませんでした。(1日1ブログは何処へ行った?)
本日3月1日は、卒業式🎓
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます🌸
さて、そんな卒業生への皆様へ向けて、自分は何か出来ないかと思い、こうしてブログを書いているわけですが、皆様とは4つ?5つ?離れているような人間ですね。
何を上から、と思うかもしれませんが、少しだけ私の話に耳を傾けては頂けないでしょうか?
……君たちの卒業を喜んでいるのは、1番はお家の人かもしれませんが、そんな人達と同じくらい喜んでいる人がいます。
そう、先生たちです。
何でしょうね、私は卒業する側だったはずなのに、気付いたら卒業へと導く側になってしまっているわけですが。
色々と準備はしているんですよ。卒業までに必要なものとか、連絡とか……私はその学年を持ってはいないんですけども、とても大変そうに動いていらっしゃって。
でも、楽しそうなんですよね。
皆さん、口を揃えていいます。
「華やかに送り出してあげたい」と。
この情勢ですから、盛大に!なんてことは無いのかもしれませんが、きっと今日の卒業式は皆さんにとって忘れられない思い出にはなったのではないでしょうか?
うーん、今担任の先生が何言ったか?なんて覚えてはないんですけども(コラコラ)、一つだけ覚えていることがあって。
あぁ、私、この学校好きだったんだな、ってことです。
と同時に「あぁ、あの時の担任の先生はこんな思いで送り出していたのかな?」と思えるようになりました。
あと1ヶ月もしないうちに、私が初めて教えた子たちとは離れてしまいます。自分の元から離れていってしまうようで、寂しいような、嬉しいような……そんな気持ちで今はいます。
きっと終業式、泣くかもなぁ……とか柄にもないことを考えていたり、今だからこそ伝えられることは何だろうか?と考えることもあります。
それでも決まって言うのは、「4月からどんな自分になりたいですか?」ということです。
そんなの、分かりませんよ!と言うかもしれませんね。分からないですよ、誰にでも未来を予測するなんて出来ませんからね。
あくまでも願望です。こうなりたい、あれをしたい……そんな目標が、4月からの皆さんを支えてくれると思います。
そして何よりも……これを目にしている、ということは、私さらいんはあなたの味方である!ということです。
頼りたい時は、頼ってください。いつでも手を取ります。なぜなら……人を導く人間側の仕事をしていますからね。困っている人は放っておけない主義なんです。笑
不思議ですね、職業病ってやつでしょうか。
タイムリーな話をすると、道徳の授業で「支えてくれる人々」について考える授業をしました。沢山の意見が出て来ましたね。
「なんで桜の木の世話をしているんだろう?」「細かくノートを付けていて凄い」「愛情込めて世話している」「なんて素晴らしい人なんだ」「こんな人になりたい」と、自分の考えを発表している中で、振り返りを見ているとこんなことを書いている子もいました。
「お母さんはいつもご飯を作ってくれて、お父さんは買い物に連れて行ってくれて、お兄ちゃんは勉強教えてくれたり遊んでくれたり、ハム(ハムスター)は優しい気持ちにさせてくれる」と、自分がお世話になっている人達に対して「感謝」の言葉を述べていました。
「あぁ、なんていい子なんだろう」って思いました。
卒業式は、何を……と思うかもしれませんが、そんな人たちに「感謝」を伝える機会なのかもしれません。
もう学校へ行くことは無くなるのかもしれませんが、皆さんにもうひとつだけ考えて欲しいことを伝えてもいいですか?
4月からの生活が変わる前に、感謝を伝えたい相手は誰ですか?
こんなご時世ですからね。いつ会えなくなるか分かりません。だからこそ、感謝を伝えたい相手には、今伝えるべきだと、教える側の人間は伝えておきます。
もちろん、これが絶対!というわけでもないですし、ただのおばさんの戯言だと思っても構いません。
皆様の門出を心より祝福しております。
ご卒業おめでとう。